Houdini particleテストの色々。
houdiniの一つの特徴として、パラメーターにダイレクトに式を書ける。
この手軽さは他のソフトには無いのでは。
例えば、transform xの値には普段は唯の数値が入っているが、sin($T)、noise($BBX,$BBY,$BBZ)など
式を何の手続きも無しに書けるし、他のパラメータとの接続もものすごくシンプル。
時間をずらして値を持ってくることはおろか、ジオメトリ自体を別のフレームから持ってくる事も可能。
他のソフトではかなり面倒な所ではと思う。
全てがpointを中心とした考え方なので、パーティクルとジオメトリの区別が殆ど無く
色々柔軟に扱えるのも嬉しいところ。
houdiniやThinking Particles、ICEを教える学校は無いものだろうか?
今後エフェクトアーティストは上記3ソフトのいづれかは必須な気がするが
現状、会社に入ってから覚える方法しかない。
日本でエフェクトが出来る学生は、金銭問題上ほぼ皆無。Maya Fluidが使える人がいるくらいだろうか?
唯一Houdiniのみ無償版があるので独学が可能か、、最初の敷居は高いけれども。
そういえばTPが付いているCinema4Dは学生は無料だったような。。
そもそも、エフェクトをやりたい学生っているのだろうか?
母校の人に聞いてみよう。
日本の実写映画やCMのCGの殆どの仕事は、エフェクトっぽい事が多い。
もちろんモデリング・質感・ライティングは必須だけれども、
1、2年仕事すればこの3つは誰でも出来るようになるし、
ここ数年でエフェクトのツールも大分進化して、
タイトなスケジュールの中でも要望に応えられるようになってきた。
作り方は依然としてロジカルな感じだけれども、それが出来る人がとても少ない。
というか、エフェクトはロジカルな考え方が一番効率よく作れる。
日本の実写系CGアーティストはジェネラリストが多く、自分の特徴を出すには
キャラクターアニメーション、デザイン、エフェクトの大きく3方向に分かれる感じ。
何も特徴が無いとレベルの高い仕事が徐々に出来なくなってくる。
でも、こんな事学校では教えてくれない。
実写系映画に関わりたい人はエフェクトやるべきだと、認知されれば良いのかな?
適当に文章を書いてたらよく分からなくなってきたので、おしまい。