2008年4月20日日曜日

Psyop XSIセミナー

XSIセミナーのセミナーですが、あのPsyopの人が来るって事で行ってきました。
受講料15000円は会社に出してもらい、こんなときは会社員でよかったと感じます。

デザインに対する考え方や、仕事の運び方などを皮切りに
色々なCMのメイキングとPsyopで開発しているツールの紹介や、
制作においてスクリプトによるツール開発の重要性など、
かなりテクニカルな話もあり 自分自身力を入れている
デザインとテクニカルな部分について話が聞けてかなり有意義な時間でした。
XSIの深いところの話もあったのですが、CG制作全体の話や会社の話なども聞けて
かなりモチベーションあがりました。

ビックリしたことは、CMの制作でアメリカでは最低でも4週間は制作期間があるという事と、
Psyopは2000年に5人でスタートし、今は120人を超えるそうです。
最近L.Aに新しいオフィスがオープンしたと言っていました。

セミナーのアジェンダは以下のような感じ。
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問題解決へのプロセス

- デザインの重要さ、時間管理について
- カスタムツールとアイデアの組み合わせ(過去のプロジェクト事例から)

Pythonによるツール制作入門- コマンドとオブジェクトモデル
- XSI数式Vector3とは?
- PPGデザインの基礎- プラグイン・ウィザードについて

リジッドボディ上級- スプリングクロスとの組み合わせ
- ダイナミックチェイン

パーティクルイベント制御とレンダリング
- イベント vs スクリプトオペレータ- イベント制御実例
- メタボール、BAシェーダ

ライティングとコンポジット
- ガンマ補正の重要性
- フレームバッファについて
- 2Dライト処理- FXツリーでのフロート値
- ピクセルパーサー(Photoshop転送モード、UVマップ)

PSYOPワークフローについて
- 光学処理、ステートマシン、ストロークによる水彩風レンダリング
- リーフオペレータ、軌跡の表現

<講師>PSYOP Todd Akita 氏
2000年のPSYOP設立時からのメンバー。日系4世としてハワイで生まれ、1990年にニューヨークに移り美術を学ぶ。卒業後、インダストリアルデザインで有名なパーソンズ・スクール・オブ・デザインで3Dモデリングやアニメーションを教える。彼の素晴らしいアーティストやペインターとしての早くからのトレーニングはPSYOPの成功に大きく貢献した。彼はPSYOPクリエイティブチームやテクニカルチームと共に、世界中の人々の心を捉えるような広告や放送、ゲームなどのヴィジュアルソリューションを提供し続けている。

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